2008年12月29日

tomoさんの防災講座(2)

アップが遅くなってしまいました。

前回の最後は、まずは自分のための防災準備と言うことを言いました。その基本には不幸にも被災したときの対応として、自助、共助、公助という順番があるのです。
特に大規模災害の時には、当然のことながら公機関も被害を受けています。そして救援の準備をするのにも時間がかかります。ですから被災時にはまずは、自分で自分の身を守る(自助)ことを各自の最優先事項とします。お互いが自分の安全を確保した上で、次は身近な人から互いに助け合い、また協力して不幸にも自分を守りきれなかった人を協力して助けます。これが共助(互助・協働)となります。そして最後に公機関の援助を待ちます。その間が3日間と言われています。(局地的な災害の場合は短期間のはずです)

今回は自助(自分で自分の身を守る)(その1)をお話しします。
まずは水・食料のお話。お住まいの地域にもよりますが、被災後(東海地震を想定したお話です)公的支援が届くのは3日前後と言われています。つまり個人で備蓄が最低3日分必要と言うことです。水なら1人1日3リットルの飲料水。それが3日分で9リットル必要と言われています。4人家族なら36リットル。最近ではホームセンターでも販売している2リットルボトルでも18本。家族分の水を確保しておくのはなかなか大変ですね。また、市販水でも消費期限があります。長期保存する中で定期的な交換が必要です。
我が家の場合、カエルさんから教えてもらったところへ毎月水を汲みに行っています。最初はおいしい水という話で毎月ドライブがてら行っていたのですが、最近では他に美味しい店を探したり、地元の方と馴染みになったりと楽しみの一つです。
ここの水は無菌水と言うことで、長期保存が可能です。我が家でも20リットルタンク4本を屋外の物置に保存し、定期交換という意味で毎月新しい物と入れ替えていますが、問題は起きていません。(あくまで自己責任)
次は食料品ですね。今では常温で長期保存可能なレトルト食品が多く出回っています。購入後は水と同じように定期的な交換を心がければ問題ないと思います。量的なことは水と同じく3日分の用意は必要と思います。
他にも生活必需品は多くあります。水と食料は生きるために必要ですが、それ以外にも生活をする上で、タオルやペーパー類は埃や湿気が入らないようにして仕舞えれば良いでしょう。ご家族での屋外キャンプの経験のある方はキャンプ用品と一緒にしておくと良いと思います。

後はこれらの保存場所です。災害時に持ち出せないような場所に仕舞ってしまっては役に立ちませんネ。・・・


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Posted by tomo at 09:57│Comments(2)防災
この記事へのコメント
とりあえず水があれば、家の中から材料を引っ張り出して、3日位はなんとかなりそう、キャンプとか、バーベキューをして、遊んでいたほうが役に立つかな。
Posted by カエル at 2008年12月29日 13:09
そんな事してられません。地震の場合は建物は何でもなくても、たぶん家の中はメチャクチャ。片付けですよ!
Posted by tomo at 2008年12月29日 23:09
 
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